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2023.09.08
KNOWLEDGE

レアゾンはなぜ独自のインターンシップを手掛けるのか

本気でぶつかり、飛躍する3日間

既存の概念に捉われず、世界一の企業を目指すレアゾンでは、学生に向けて多くのインターンシッププログラムを手掛けている。 例としては、ビジコン形式のインターンシッププログラム『EDGE』や、今年からスタートしたハッカソン形式のデータ系エンジニア向けインターンシッププログラムなどがある。 ここでしかできない経験を積みたいと考える学生たちが集い、切磋琢磨する数日間。 今回はそんなインターンシッププログラムを手掛けるレアゾン・ホールディングス執行役員の佐藤裕一に、インターンシップにかける想いを語ってもらった。

レアゾンならではの目的を持ったインターンプログラム

一般的には、インターンシッププログラムは、企業が学生を採用する際に活用されるものだ。しかしレアゾンでは、採用を主目的としていない。主には、学生たちに、高い視座と新たな気づきを見つけてもらえる機会の提供を目的としている。長い目で見たときに、それが結果として、お互いに連絡を取り合え、助け合え、また、それぞれのタイミングが合えば、ビジネスで協業できるような、対等な信頼関係を作り出せると考えているからだ。

「学生の皆さんには、それぞれのインターンシッププログラムで、自身の将来につながる貴重な経験をしてもらいたいと思っています。学生の皆さんのキャリア形成にかかわるという意識を持っているので、私たちも本気で向かい合っています」

実際、ビジネス系・データ系両方のインターンシッププログラムにおいて、同社執行役員であり、menu取締役COOである佐藤や、その他役員も終日、学生と対峙する。ただのインターンシッププログラムで、役員が終日学生の対応をする企業はないだろう。それぐらい、本気で学生と向き合うのである。

「ビジネス系インターンシップ『EDGE』をレアゾンで開催し始めたのが、2020年であり、それから毎年開催しています。このプログラムの目的は、市場破壊的な尖ったビジネスプランの創出。優秀な学生たちに集まってもらい、私たちも学生一人ひとりの強みや課題点を把握しながら、アドバイスさせてもらうようにしています」

こうしたプログラムを通じて、学生たちは大きな経験と高い視座、ビジネス感覚を醸成していくのだという。

コミュニケーションは、最小かつ最適に

一方、データ系エンジニア3Daysは、2023年より実施しているものだ。毎年企画を変更することを想定しているが、今年のテーマはChatGPTを活用したWebサービスや業務システムなどを企画・開発するインターンシッププログラムである。AI領域の最先端技術を正しく理解し、サービスにどう生かしていくか、参加した学生たちは自分の頭で考え抜き、デモとプレゼンを行う。EDGEと比較すると、「新しい技術が社会でどう役立つかという洞察と、実際に動くものを組み上げる実現能力」が問われる内容となっている。

「こちらも、EDGEの時と同様に、こうした課題を楽しんでくれる学生の皆さんに対して、それぞれの強みや成長のポイントを細かく見ながらコミュニケートするように心がけています。ただ、学生の皆さんとのコミュニケーションにおいては、『干渉しすぎない』ということを心がけています」

学生が、それぞれの課題に対して行き詰っていたり、手がかりが全く得られないという状況に追い込まれた時には、具体的な相談に乗るようにしているが、それ以外は、本人たちの能力で解決するよう促す姿勢を貫いているという。

追い込まれた時の“底力”の経験を学生たちに

レアゾンのインターンシッププログラムを通して、学生たちはどのように変化していくのだろうか。EDGEもデータ系インターンシッププログラムもそれぞれ3日間のプログラムだが、佐藤曰く「3日目が本番」なのだそう。

「私は、『人間、本気にならないとできないことがある』と考えています。最初の2日間はいわばリードタイム。ああでもないこうでもないとこねくり回して、アウトプットに繋がらないケースもよく発生します。しかし、プレゼンを控えた最終日。『発表できるようなクオリティに達していない』と本人たちが本気で感じた時点から、人は底力を発揮します。その時こそが、多くの学生の皆さんが成長する瞬間なのです」

アドテクやソーシャルゲーム、メディア、フードテックなど、インターネット領域で様々な新規事業を立ち上げてきたレアゾンだからこそ、実際に体感してきたこの“底力”の感覚を、学生に与えられる貴重なインターンシッププログラムだといえよう。

最後に佐藤はこう語る。

「正直、我々としては、レアゾンが“誰にでもおすすめしたい会社"だとは思っていません。私たちは新規事業をスピード感を持って展開していくスタートアップ企業であり、そのカルチャーにフィットする人としない人がいると思っています。だからこそ、インターンを単なる採用目的で捉えていないのです。ただ、インターンを通して、失敗を辞さずにできなかったことにチャレンジしたり、お互い尊重しあいながら、協力してプロジェクトを進めていくという“レアゾンらしさ”に触れてもらい、学生の皆さんに、何かを感じてもらえたらいいなと思っています」

インターンシップ現場レポート

最後に、今回のハッカソン形式のデータ系エンジニア3Daysインターンシップのレポートをお届けする。

1日目と2日目は、2人1組の4チームに分かれてChatGPTを使った新しいプロダクトを企画。

ホワイトボードにアイディアやシステムの構造を書き、手を動かしてプロダクトを開発していく。

参加者たちは真剣な眼差しで課題に取り組み、ディスカッションしながらアイディアを固めていく。

3日目はインターンシップの集大成をプレゼン。10分間のデモと10分間の質疑応答で、チームそれぞれの思いや成果物を発表する。

プレゼンでは、論理的に説明するスキルや興味を惹く表現力など、総合的なビジネススキルが求められる。

学生たちの本気の思いに、審査員も本気でぶつかる。

審査員は、レアゾン取締役であり、ヒューマンインタラクション研究所所長である森大二郎をはじめ、同社AI推進室長や、関連会社のデータサイエンス部部長などが務めた。

最後に、優勝チームの発表が発表される。

事前に設定された今回の評価基準は、以下の3点である。

①ニーズがあるか/ありそうか?(40%)
 ~市場が大きいものをより評価する~
②サービス/ツールとしての使いやすさ/どこまでイメージを再現できるか(40%)
 ~開催の3日でどこまで作り込めるか~
③ユニークさ/工夫したポイント(20%)
 ~工夫したポイントを加点要素とする~


優勝チームは、期限が限られた中で、初めて触るプログラミング言語を使って、実際に動くアンドロイドアプリを作るところまで漕ぎつけたことなどが高く評価された。彼らには、優勝特典として、Amazonギフトカード10万円分が進呈された。

3日間に渡る今回のインターンシップで、参加者たちそれぞれは切磋琢磨し、自らの”底力”を認識したことだろう。

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RECRUIT
EDITOR / HIROKI TAKAHASHI

1982年生まれ、金融経済新聞社にて編集記者として記事執筆やラジオNIKKEIでのマーケットアドバイザー業務などを経験。その後、コンサルティングファームにて経験を積んだのちに独立。2023年、レアゾンホールディングスにジョイン。

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1982年生まれ、金融経済新聞社にて編集記者として記事執筆やラジオNIKKEIでのマーケットアドバイザー業務などを経験。その後、コンサルティングファームにて経験を積んだのちに独立。2023年、レアゾンホールディングスにジョイン。

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