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2025.10.22

2025年度高専インターンシップの様子をお見せします!~前編~

2年前より開始した高専インターンシップですが、今年度はスマートフォンアプリ開発とゲーム開発の2種類のコースを用意し、それぞれ約2週間ずつ実施しました。 全国高専41校99名の方々よりご応募いただき、最終的に23校42名の方にご参加いただきました。 今回は、運営陣や参加メンバー、高専出身で現在レアゾンで活躍している社員など様々な視点からお話いただいております。 高専インターンシップとはどんなものなのか知らない方も多いかと思いますので、是非本記事をご一読いただき、理解を深めていただけますと幸いです。

高専インターンシップを開催する目的とは?

私たちがインターンシップを開催する理由は、参加者である高専生のみなさんが授業で学んできた知識や技術を、実際の現場で‟体験”として活かしてほしいからです。実際に働く環境に触れることで、授業だけでは気づきにくい仕事のやりがいや、チームで成果を出す面白さを知ることができます。

一方で、私たちにとっても、次世代を担うみなさんと一緒に開発を体験することで、新しい発想や気づきを得られる貴重な機会になります。そして、この経験が、参加者の将来のキャリアを考えるきっかけとなり、私たちにとっても未来を共に創る仲間との出会いにつながればと考えています。

何を意識してコンテンツを設計しているのか?

私たちはインターンシップのコンテンツを設計する際、単なる体験で終わらせず、将来につながる学びを持ち帰れることを大切にしています。スマートフォンアプリ開発コース(10日間)ではユーザー視点を踏まえた設計・開発を通じて、社会で役立つ技術を学べるようにしました。ゲーム開発コース(10日間)では、企画からプログラミング、動作確認まで一連の流れを体験し、チームで創り上げる面白さを実感できるようにしています。さらに本インターンは終了後も希望者に向け、スキルを継続的に伸ばせる環境を用意し、学びを次のステップに繋げられる仕組みを目指しています。


最初に、実際に開催された高専インターンシップの内容をご紹介します。

■日程
・スマートフォン:2025年8月18日~8月29日
・ゲーム:2025年9月1日~9月12日

■詳細
各インターンで用意したコンテンツは以下の通りです。

<スマートフォン>

Macの使い方とshell入門

インターン中に貸与していたMacの使い方とShellの基礎的な知識の習得

Git入門
インターンではチーム開発に取り組んでもらうため、続いて、チーム開発に必須のツールであるGitに関する講義

Dart言語入門
Flutterを構成するプログラミング言語であるDart言語に関する基礎的な知識の習得

Flutter widget入門
Flutterの基礎概念であるStateful Widget, Stateless Widgetを中心に、自己紹介アプリやToDoアプリの開発

スマートフォンの機能紹介
チーム開発で‟スマートフォンのハードの機能を用いたアプリ開発”に取り組んでもらうため、カメラ、ジャイロセンサー、GPSなどの使い方の紹介

チーム開発
高専生に3人〜4人のチームを組んでいただき、チームで一つのアプリを開発

<ゲーム>

Unity入門

今回の開発で使用する「Unity」というゲーム開発に用いるエディターの基本的な説明

C#基礎
Unityでプログラミング言語として使用するC#の基礎的な知識を習得

2Dスクロールアクションゲーム開発
2Dスクロールアクションを題材にしながら、少しずつ要素を足してゲームをつくりあげる
講義と実践を交互に行いながら、ゲームのつくりかたを習得

Git入門
チーム開発が始まる前にチームで共有を行うためのツールとしてGitを習得

チーム開発
自分たちで持ち寄ったアイディアを出しあってつくるゲームをきめ、4〜5人のチームでゲームを開発

発表会・試遊会
つくったゲームを発表しあい、お互いのゲームで遊びながらフィードバックをもらう

参加者同士の親睦を深めるべく、懇親会も実施しました。

懇親会の途中では、ちょっとしたビンゴ大会も実施しました。豪華景品も用意していたこともあり大盛り上がりでした!

懇親会終盤にはレアゾン取締役の丹羽さんにもお越しいただき、ビンゴになった学生の方々へ景品の授与も行いました。

2週間という短い期間でしたが、講義から実践まで行い、少しでも知識を習得して将来につながるようなインターンシップになっていただければ嬉しいです。

そして、インターン終了後には、実際に参加した高専生の方々へ、インタビューも実施しました。皆様から素敵なコメントをいただいたので、ご紹介させていただきます。


それではまずは、スマートフォンコースに参加いただいた3名の皆様のコメントをご覧ください。

スマートフォン

平島 遼成

津山高専

伊藤 桃

豊田高専

近藤 嵩

長岡高専

レアゾンのインターンシップへ興味を持った理由は?

平島

他の企業と比較して、2週間という長い期間で実施していること・技術面においてより実践的なことに触れることで、IT業界で働くイメージを掴めると感じたことです。また、私はデスクトップアプリやWebアプリの開発経験はあるのですが、スマートフォンアプリ開発は未経験だったため興味が湧いたこと、そしてチーム開発の進め方やメンバーへの情報共有の方法を学び、今後学校の卒業研究や同級生との開発に役立てたいと思ったことも理由です。

伊藤

高専プログラミングコンテストでスマートフォンアプリを作ることになりflutterに興味を持っていたところ、レアゾンのインターンシップでflutterを用いたアプリ開発を経験できることを知り、応募しました。またレアゾンについて深く調べていくうちに、掲げるMission、Vision、Value全てに魅力を感じ、最終的に参加することを決めました。

近藤

将来、システム開発職に就きたいと考えており、これから必要になる技術を一つでも多く身に付けることが出来るようなインターンシップを探していたところ、レアゾンに出会いました。そして、クロスプラットフォームであるflutterを用いたアプリ開発を体験できるということを知り、非常に魅力に感じました。また、急成長している企業で私もその成長の波を受けながらgitを用いたチーム開発経験もできるということは、自分の大きな経験値になると考え、応募に至りました。

インターンシップで印象に残っていることは?

平島

一番印象に残っていることは、新卒からでも事業を提案でき挑戦させてもらえる環境がレアゾンにあるというお話です。仮に挑戦して失敗しても次の成功に向けて応援してくれるというカルチャーには非常に驚きました。正直、インターンシップ参加前は学校の講義のような堅い雰囲気を想像していたのですが、実際に参加してみると、アットホームな空気感で社員の方々にも質問しやすく、積極的なコミュニケーションを取ることができました。技術面だけではなく、IT業界ではどのような人材を求めているかも教えていただき、想像以上に様々な知識を吸収できたと感じます。

伊藤

社員全員から、開発に対する熱意や知的好奇心を感じることができたことが、特に印象的でした。また、私が技術的な質問をした際に、ただ質問に正解を答えるだけではなく、一緒に原因や解決策を探していただきました。一つひとつ丁寧に説明していただいたおかげで単なる表面的な知識に留まらず、本質的な部分まで理解することができました。この経験は、私にとって非常に貴重なものとなりました。

近藤

特に印象に残っていることは、インターンシップ最終日に実施した、各チームが開発したアプリの発表会です。今回のインターンシップ参加者は、flutter使用経験がない人がほとんどでしたが、発表会ではどのチームも一週間で作ったとは思えない完成度が高いアプリを披露していました。特に、各チームが面白い角度から提案を行い、しっかりと形にしていたことには非常に驚きました。これは、短期間の講義でも丁寧に教えていただいたことでflutterの基礎をしっかりと学べ、一人ひとりが意見を出しやすい環境で開発を行うことができたからであると思います。

インターンシップを通して学んだことはありますか?

平島

技術面では、flutterとdartを用いたスマートフォンアプリの開発方法を学びました。専門用語やdart言語の基本文法をコードを読むだけではなく、イラスト付きのスライドを用いて説明していただいたので、全く開発経験がない人にも理解ができるような内容でした。また、私はとにかく技術力さえあればどうにかなると思っていたのですが、今回のインターンシップを経て人間性の部分も重要であること=心が技を作るとお話いただいたことは、心に残っています。

伊藤

自己成長には、普段の環境、特に周囲にどのような人がいるかが重要であると実感しました。それは、向上心がある人たちに囲まれていれば自然と上を見て成長し続けることができ、何かに特化した人がいればそのスキルを近くで見て学ぶことができるということを、このインターンシップを通して改めて思ったからです。実際に、チームメンバーの行動力の高さや、好奇心の豊かさから多くのことを学びました。

近藤

様々なアイデアを出し話し合いを重ねることで、より良いものが出来上がることを実感しました。時には、意見を出しながら膨らませたり、考えている意見を整理している中で、新しくてより面白いアイデアが生まれることもありました。また、プログラムを書いている時も同じく、システムの概要をまとめて話し合うことで、改善点が見つかることもありました。この経験を活かし、これからは一人で考えるのではなく、複数人で意見を出し合うことを意識していきたいと思います。

インターンシップを終えて率直な感想を教えてください。

平島

今までのアルバイト経験から、働くことは楽しくなくて苦痛なものだと考えており何となく進学先を選んでいました。しかし、今回レアゾンのインターンシップに参加し、社員の方々や実際の職場風景も見学させていただいたことで、自らの意見を形にしている姿を間近で見て、とても楽しそうだなと感じました。今後、就職という選択肢も視野に入れるきっかけを作っていただいたことは大きな収穫です。また、今まで他の高専生と交流したことがなかったため、高専特有の話や進路相談など同世代同士で話すこともできて、貴重な経験となりました。

伊藤

とにかく楽しかったです。短期間で何かを作り上げる経験は初めてで、好きなものを勢いのまま作り上げる楽しさを知りました。最近、部活や学校関連で忙しくやりたいことを一日中できることがなかったので、息抜きのような最高の2週間でした。自分と同じ志を持ち、似たようで少し異なる部分もある仲間たちに触発されながら、非常に成長できたインターンシップになりました。今回のインターンシップで得た学びは、必ず今後の人生に生きてくると思います。得た技術や大切な心得、たくさんの素敵な出会いを忘れずに、今後も頑張っていきたいです。

近藤

会社全体が、一人ひとりの意見をとても尊重しているのだろうなと感じることができました。それは、レアゾンのミッションにもある通り、みんなが常に新しいものを生み出そうという活気に溢れ、それぞれが目標に向かって努力しているからであると思います。そのおかげで、インターンシップに参加したメンバーも積極的に活動することが出来ました。場の雰囲気がそれぞれに与える影響は非常に大きいということを、改めて実感したインターンシップでした。


普段味わうことができない経験をしていただけたようで、大変嬉しいコメントがたくさんありました。

前編は一旦ここまでとなります。

次回は、ゲームインターンへ参加いただいた皆様からのコメントを始め、内容が盛りだくさんとなる予定です。

後編もお楽しみに!

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EDITOR / NAO AKAIWA

慶應義塾大学総合政策学部卒業後、新卒でリクルートキャリア(現リクルート)へ入社。その後、コンサルティングファームを経て、現在レアゾン・ホールディングスにて採用業務やオウンドメディアの運用/企画へ従事。

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慶應義塾大学総合政策学部卒業後、新卒でリクルートキャリア(現リクルート)へ入社。その後、コンサルティングファームを経て、現在レアゾン・ホールディングスにて採用業務やオウンドメディアの運用/企画へ従事。

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