デリバリーラーメン、実は満足度高め?デリバリーラーメンの利用意向にまつわる調査をしてみた
こんにちは、経営企画部の高橋です。 今回は、デリバリーサービス「menu」が行った調査結果をご報告します。 ラーメンは、これまで「デリバリーには向かない」というイメージを持たれがちでした。しかし、実際には、ラーメン店の工夫によって、デリバリーでも十分にその美味しさを保つことができるようになっています。 そこで、デリバリーラーメンに対するイメージと実態の乖離を明らかにすべく、調査を実施しました。その結果、下記のような興味深い事実が明らかになりました。
menu株式会社は11月11日の「麺の日」にちなみ、フードデリバリーサービスの利用経験があり、普段からラーメンを食べている全国20~50代の男女442名に「デリバリーラーメンの利用意向」にまつわる調査を実施しました。
●結果サマリー
○ラーメン需要は高い一方、デリバリーラーメンはまだ普及途上
- 週に1回以上ラーメンを食べると回答した人は53.6%という結果に。実に2人に1人が週に1回はラーメンを食べています。
- 一方で43.0%がデリバリーラーメンを注文したことがないと回答。デリバリーラーメンという選択肢が自宅で食べるラーメンの中で市民権を得るまでには至っていませんが、既に過半数が利用経験があり、着実に普及しつつあるとも言えそうです。
○デリバリーラーメンの味はお店に劣らない、高い満足度を実現
- デリバリーラーメンの味について美味しいと感じた人は79.0%に。味への満足度が非常に高く、デリバリーと店舗の味を比較して質問しても、56.3%の人が店舗に劣らない美味しさをデリバリーラーメンに感じていることがわかりました。
○デリバリーラーメンの高い満足度の背景には、「美味しく食べるための工夫」が
- 60.7%がラーメンのオプション選択の多さや梱包など、美味しく食べるために工夫がされていたと回答。
- 満足度が高かった美味しく食べるための工夫について聞いてみると、「スープ漏れや麺の伸びを防ぐ専用包装・容器」(66.1%)が最も多く、次いで「ラーメンの暖かさを保つ工夫」(43.0%)などが評価されており、店舗の努力がデリバリーラーメンの高い満足度の秘訣となりそうです。
○7割以上がデリバリーラーメンを再度注文したいと回答、高い利用意向あり
- 71.0%がデリバリーラーメンをまた注文したいと回答。多くがリピートを検討していることからも満足度の高さが窺えます。
●調査実施の背景
フードデリバリーは現代のライフスタイルに溶け込んでおり、欠かせないものとなりつつありますが、普段注文するグルメが偏ってしまう人も多いのではないでしょうか。新しいグルメ、新しい店舗や頼み方など、まだまだフードデリバリーの楽しみ方は広がる可能性があると考えています。そこでmenuでは、フードデリバリーユーザーに一見頼みづらくも感じるラーメンについて、どの程度注文しているのか、また実際に注文したユーザーはどう思っているのか、全国20~50代の男女に実施した調査結果を公開します。
●調査結果詳細
○ラーメンは2人に1人が週1回食べる、国民食!需要が高い一方、デリバリーラーメンはまだ普及途上
ラーメンを食べる頻度について尋ねると、24.2%が月に2~3回ラーメンを食べると回答、さらに週に1回以上食べると回答した人は53.6%と過半数を占めました。実に2人に1人が週1回はラーメンを食べており、国民食といっても良いほど非常に人気なグルメであることが窺えます。
自宅で食べるラーメンについて聞いてみると、カップ麺(スコア68)に次いで袋麺(スコア65)が多く、デリバリーラーメンの利用はスコア20程度にとどまっています。まだデリバリーラーメンの選択肢が広く普及しておらず、手軽なインスタント麺の方が自宅で食べるラーメンの主流であることがわかります。
デリバリーラーメンの注文経験について聞いてみると、43.0%が「まだ注文したことがない」と回答しており、デリバリーラーメンが「未経験」あるいは「数回利用のみ」という層が過半数を占めています。これは、未経験者にとってデリバリーラーメンがインスタントラーメンに比べると品質に対する不安などがあり、利用に踏み切りにくい一面があると考えられます。
○並ばずにお店の味が楽しめるデリバリーラーメン。「味」が最重要視されるポイントに
デリバリーラーメンに満足している点については、 「並ぶことなく食べられる」(51.6%)、「外出しなくてもお店の味が楽しめる」(51.2%)といった利便性が共に過半数の支持を集めています。その他、自分のペースで気兼ねなく食べられたり、自由にトッピングできる点も支持されています。
また、デリバリーラーメンを頼む際に重視するポイントを聞いてみると、特に「味の好み」(65.5%)が1番重視されていることがわかりました。お店でラーメンを頼む際にも共通する傾向であることから、ラーメンに対するこだわりは強く、デリバリーでも「味」が品質評価の大きな基準になっています。
○デリバリーラーメンの味はお店に劣らない、高い満足度を実現
デリバリーラーメンの味について美味しいと感じた人は79.0%いることが明らかになりました。味への満足度が非常に高く、デリバリーラーメンは店舗のラーメンに匹敵する味わいを実現していることが窺えます。
さらに、デリバリーと店舗の味を比較して聞いてみると、「デリバリーラーメンの方が美味しいと思う」(11.1%)、「どちらかというとデリバリーラーメンの方が美味しいと思う」(20.6%)、「どちらも美味しいと思う」(24.6%)と回答。合わせると56.3%の人が店舗に劣らない美味しさをデリバリーラーメンに感じており、デリバリーラーメンが高い満足度を得られていることがわかります。
○デリバリーラーメンが高い満足度を得られている背景には、「美味しく食べるための工夫」が
デリバリーラーメンが高い満足度を得られている背景には、店舗の「美味しく食べるための工夫」がポイントになっていると考えられます。60.7%がラーメンのオプション選択の多さや梱包など、美味しく食べるために工夫がされていたと回答し、過半数を超える結果になっています。
さらに79.0%が店舗の美味しく食べるための工夫に対して満足と回答しており、デリバリーラーメンの満足度へ大きく影響があることが窺えます。
○配達方法の工夫が味の満足度のカギに
デリバリーラーメンを注文した中で満足度が高かった美味しく食べるための工夫について聞いてみると、「スープ漏れや麺の伸びを防ぐ専用包装・容器」(66.1%)が最も多く、次いで「ラーメンの暖かさを保つ工夫」(43.0%)、「風味や食感をキープする調理工程の工夫」(38.8%)という点が評価されています。これらの工夫により、デリバリーでも「店舗のラーメンに匹敵する美味しさ」が維持され、味の満足度を高めていると考えられます。加えてこれらの工夫を維持・強化することで、デリバリーラーメンの評価がさらに向上することが考えられます。
○7割以上がデリバリーラーメンを再度注文したいと回答、高い利用意向あり
デリバリーラーメンの今後の利用意向に関して聞いてみると、71.0%がデリバリーラーメンをまた注文したいと回答しており、多くのユーザーが再度注文を検討していることがわかりました。また、デリバリーラーメンに期待することで最も多かったのは「味」(66.5%)でした。店舗のラーメン同様においしさを追求することで、リピーターを増やすことができると考えられます。
また、デリバリーラーメンの価格設定に関しては、「~1,200円」までを希望する人が36.7%、「~1,500円」が33.0%という結果になりました。このことから、過半数以上の人が1,500円以内でのデリバリーラーメンを求めていることがわかります。
デリバリーラーメン利用意向について聞いた本調査では、自宅で食べるラーメンの選択肢の一つとしてデリバリーラーメンはまだ白地がある一方、79.0%がデリバリーラーメンを美味しいと感じており、お店に劣らない味と高い満足度を実現していることがわかりました。今後、注文できるラーメンの数を増やし、ユーザーの利用機会が増えていくことで、デリバリーラーメン市場の成長はさらに期待ができそうです。
また、ラーメン店へ行ったアンケート結果からも、店舗の売上向上やお客様から高い評価をいただいているといった嬉しい声を頂戴しております。menuとしても引き続き店舗数の拡大や、加盟店の支援を通じてデリバリーラーメンの普及に取り組んでまいります。
まとめ
今回の調査から、デリバリーラーメンは、まだ利用経験のない層が多いものの、利用者からは非常に高い満足度を得られていることがわかりました。
その背景には、ラーメンの味を損なわない工夫など店舗側の努力があると考えられます。
menuでは人気の店舗も注文できます。
ぜひ一度menuでラーメンを注文してみるのはいかがでしょうか?