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2024.03.10
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新規事業の立ち上げ、チームの組成。チャレンジの機会にあふれるレアゾンで、さらなる高みを目指す。

こんにちは、経営企画部の高橋です。 今回は、ファイナンス本部とmenu株式会社で活躍されている寺田さんにお話を伺ってみました。 大手証券会社の投資銀行部門でキャリアを積み、さらなるチャレンジと成長を求めてレアゾンに入社した寺田さん。入社直後からスタートアップ投資事業の立ち上げに携わるなど、日々新たなチャレンジに取り組まれています。 これまでのキャリアやレアゾンでの挑戦、今後の目標などについて語っていただきました。ファイナンスに関わる方だけでなく、新規事業立ち上げやチーム組成に興味のある方も参考になる内容になっておりますので、ぜひご一読いただければと思います。

寺田 光英 てらた みつひで 株式会社レアゾン・ホールディングス/ファイナンス本部/menu株式会社


早稲田大学法学部卒。新卒で大手日系証券会社の投資銀行部門に入社し、M&AやIPO案件に携わる。その後大手外資系証券会社に転職し、M&Aの提案からエグゼキューションに従事。チャレンジできる環境を求めて2021年にレアゾンへ入社し、現在はファイナンス本部のスタートアップ投資事業にてバリューアップチームを組成する。また、menu株式会社を兼務して、コーポレート管理部門の立ち上げや決算体制の整備などに携わる。

何かを生み出しさらなる成長を果たすため、レアゾンに転職

高橋

寺田さんは大学卒業後、証券会社の投資銀行部門でキャリアを積まれてきたと伺いました。

寺田

大学時代に参加したインターンシップでコーポレートファイナンスの面白さを知り、成長できる環境を求めて日系の大手証券会社に入社しました。投資銀行部門のジュニアバンカーとして、PEファンド保有アセットのM&AやIPOの提案からエグゼキューションに従事していました。その後異動し、PEファンドやテレコム・メディア・テクノロジー企業のM&Aのエグゼキューションに携わっていました。そして、2021年に外資系証券会社に転職しました。

高橋

なぜ転職されたのですか?

寺田

仕事にはやりがいがあったのですが資料作成が業務のメインだったため、圧倒的な成長をするためには環境を変えるべきだと判断しました。外資系は日系企業に比べて社員数が少なく、業務の幅が広がるのではと考え転職したのです。転職先でもM&Aの提案資料作成からエグゼキューションまで担当し、前職と合わせて計4年間投資銀行業務に携わりました。

高橋

そして、レアゾンに入社されるのですね。転職のきっかけについて教えていただけますか?

寺田

元々、短期間での成長に期待して投資銀行部門でキャリアを歩んできたんです。実際、非常にスピード感をもって成長できる環境があり、資料作成やコーポレートファイナンス、アカウンティングなどのハードスキルは短期間で身につけられました。一方で、ジュニアバンカーはクライアントを持ち収益責任を負う立場ではないため、ソフトスキルを身につけることがなかなかできずにいました。このままでは、何かを生み出すことができないまま年次を重ねてしまうのではないかと焦燥感を覚え、転職活動をスタートさせました。

高橋

自ら何かを生み出すための挑戦ができる環境を目指されたのですね。レアゾンとはどのようにして出会ったのでしょうか。

寺田

スタートアップ企業のCFO職やそれに近い職種を中心に選考を受ける中で、現在の上司である井上健CFOに出会ったのがきっかけでした。他企業のCFOは投資銀行出身の方が多かったのですが、井上さんは学生時代から監査法人で働いた後、スタートアップ企業でIPOや海外企業へのバイアウトまで経験されていたことに驚き、この人の元でなら様々なチャレンジができそうだと直感しました。また、面接では私のモチベーションの源泉が「モテたい」にあることまで引き出され(笑)、ここまで素直に自分をさらけだせたのは初めてだったので非常に印象的でした。それと同時に、井上さんと一緒に働きたい気持ちが強くなり入社を決めました。

高橋

井上さんとの出会いが大きな転機になったのですね。入社前はレアゾンのことをご存じでしたか?

寺田

会社名は知らなかったのですが、menuやドラゴンエッグといったサービス名はよく知っていました。また、テレビプロデューサー・佐久間宣行さんのファンでもあったので「あのNOBROCK TVを手がけている会社なのか!」と驚きましたね。入社前からレアゾンはチャレンジできる環境だと感じていましたが、入社後に渡邉真代表とお話させていただいた際に、想像以上にチャレンジングな会社だなと実感しました。トップが率先して挑戦を続けられているので、日々刺激を受けています。また、大企業は組織の中の一つのピースとして働いている感覚が強かったのですが、レアゾンでは自ら手を挙げれば何にでもチャレンジでき、主体的に働けていると感じます。大企業で基本的なスキルを身につけてからレアゾンに転職したことで、成長を加速させられています。

バリューアップに強いスタートアップ投資事業で、業界に新たな風を吹かせる

高橋

転職時に目指されていた「チャレンジできる環境」を手に入れられたのですね!では、現在担当されているお仕事について教えてください。

寺田

入社してすぐの頃にスタートアップ投資事業を立ち上げるということだったので、自ら手を挙げてオーナーになり、組織の立ち上げから拡大まで担っています。スタートアップ投資は、ベンチャー企業に投資して事業成長をサポートすることで、リターンとしての収益を獲得することが目的です。そのためにも、良質な投資先を発掘することが急務でした。人脈を作るためにも、主にもう1人のチームメンバーとともに投資家が集まるイベントに片っ端から参加し、レアゾンの名前を売ることから始めました。他にも、SNSで直接CEOにコンタクトを取るなど、できることは何でもやりましたね。可能性を感じた企業からは詳しい事業内容をヒアリングし、投資するかどうかの意思決定までしています。今年度からは、投資後の企業のバリューアップを専門に扱うチームに所属しています。

高橋

入社直後から新規事業のオーナーを任されたのですね!バリューアップチームの役割について、詳しく教えてください。

寺田

投資先の時価総額を上げるべく、ファイナンスの支援を行っています。ベンチャー企業はCFOがいないケースが多いため、私が疑似CFOの立場となり、次回のファイナンスに向けて事業計画をアップデートしたり、投資家向けのプレゼン資料を作成したりしています。今はチームに私しかいないので、今後はメンバーを増やしてアライアンス先や人材などを紹介し、サービスの幅を広げていきたいと考えています。

高橋

投資先に深くコミットしているのですね。あと、menu事業にも携わっていると伺いましたが、何を担当されているのでしょうか?

寺田

menuがKDDIの子会社になったことで、PMIとしてコーポレート管理部門を立ち上げるというミッションが発生しました。こちらも自ら手を挙げて立ち上げを担い、KDDIから出向できているCFOとともに半年ほどかけて組織やプロセスを作り上げました。こちらの仕事では経理のスキルが求められるので、兼務することでファイナンスと経理のスキルを高められています。

高橋

スキルアップにおいて、兼務が相乗効果を生みだしているのですね。今の仕事のやりがいは何ですか?

寺田

成熟したスタートアップ投資市場で後発に立ち上げた事業だからこそ、他ではできないような成長スピードで事業の一端を担えることがやりがいです。直近、投資事業をより一層推進するために「REAZON CAPITAL」というブランドを立ち上げました。投資先のバリューアップに貢献し続けることで「レアゾンはバリューアップに強い」という認識を広め、投資してもらいたいと思ってもらえる組織づくりを目指しています。

エッジの効いた人材こそが、ブレイクスルーを引き起こす

高橋

入社から約2年が経ちますが、特に印象的なエピソードはありますか?

寺田

menuの決算早期化を達成したことが印象的です。もともとレアゾンでは複数の事業を有していることから、どうしても決算確定までにある程度の時間が必要でした。
しかし、KDDIとのJV化がなされたmenuに関しては、機動的な経営判断と上場企業であるKDDIへのスムーズな報告のため、5営業日で着地を出す体制の構築をすることを決めました。
従来は取引の確定を待ち算出するため時間がかかっていたのですが、それを一旦概算で算出するという方針に変えました。
私は会計士の資格も経理の経験もなかったので、井上さんをはじめ様々な人に相談し、実現のために必要な情報を集めていきました。
結果、5営業日以内に取得できる数字とできない数字を区分けして、取得できない数字は概算で計上するためのロジックを作り、一か月後に確定数字を入れるという体制を構築しました。
5営業日での決算締めに対応できる体制を構築できたことで、結果を出すことに向けた行動力や自信が身につきました。

高橋

チャレンジングなミッションを達成されたのですね!逆に、今悩んでいることはありますでしょうか。

寺田

「寺田といえば〇〇」と周囲から言われるような、自分らしいエッジをどこに効かせるべきか日々自問自答しながら仕事しています。ベンチャー企業では、ゼネラリストタイプよりも何かに秀でているスペシャリストタイプの方が大幅な成長を遂げられると感じています。レアゾンの取締役や執行役員として活躍されている方は、軒並み何かしらのエッジが効いており、〇〇さんと言えばこれというものが周囲から認知されています。私はどちらかというとゼネラリストタイプなので、キャリアのブレイクスルーを起こすためにも自分の武器を見つけ、磨き上げたいと思っています。

高橋

確かに、レアゾンでは尖った人材が多く活躍していますよね。現時点ではどのような方向性のスキルを磨きたいと考えていますか?

寺田

スタートアップ投資事業では、投資先の事業計画を説明するためのエクイティストーリーを作る機会が多く、クリエイティブな発想力も求められています。投資先や投資家と議論し、企業の成長ストーリーを描いて実現に向けて後押しすることが好きなので、この分野は今後自分の強みになっていくかもしれません。

本気で世界一を目指すレアゾンで、自分らしい武器を磨いて高みを目指す

高橋

ありがとうございます。寺田さんはレアゾンの強みはどこに感じられていますか?

寺田

会社として、本気で世界一を目指していることが強みだと思います。渡邉代表を筆頭に、破天荒なチャレンジを続ける良い意味で変わった会社だと感じていて、その熱量を受けて社員も本気でチャレンジできています。大きな市場にアプローチするというチャレンジをするために、毎年多くの新規事業を立ち上げて、自社の強みを掛け合わせて勝ち筋を見出すレアゾンに強さを感じています。スタートアップ投資事業においても、事業会社が短期間でこれだけ多くの投資を行うのは珍しいことだと思います。チャレンジングなことに会社全体で取り組んでいるからこそ、社員一人ひとりが圧倒的に成長できるのだと感じます。

高橋

確かに、本気で世界一を目指すというビジョンが社員全員に共有されているからこそ、チャレンジできていますよね。それでは最後に、今後の目標をお聞かせください。

寺田

レアゾンで執行役員になることが目標です。入社以来、スタートアップ投資事業やmenuでのコーポレート管理部門の立ち上げ、バリューアップチームの組成など、数々のチャレンジに取り組んでいます。レアゾンでなら常にチャレンジを続けて成長できると実感しているので、自分の武器を見つけ、磨いて、キャリアアップを目指したいです。そして、投資先の方から「うちに来てほしい」と引く手あまたになるような、信頼される人材になりたいです。日々の仕事に全力で取り組むことで、「レアゾンのスタートアップ投資事業はすごい」という評判を広め、事業拡大に貢献したいと思います。

高橋

本日は貴重なお時間をありがとうございました!

寺田さんの今後の活躍を期待しています。

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EDITOR / HIROKI TAKAHASHI

1982年生まれ、金融経済新聞社にて編集記者として記事執筆やラジオNIKKEIでのマーケットアドバイザー業務などを経験。その後、コンサルティングファームにて経験を積んだのちに独立。2023年、レアゾンホールディングスにジョイン。

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1982年生まれ、金融経済新聞社にて編集記者として記事執筆やラジオNIKKEIでのマーケットアドバイザー業務などを経験。その後、コンサルティングファームにて経験を積んだのちに独立。2023年、レアゾンホールディングスにジョイン。

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