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2024.08.06
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『若手エンジニアが描く未来!GIFTech 2024 春』:Reazonの“想い”を具現化した新たな挑戦

『若手エンジニアが描く未来!GIFTech 2024 春』が、2024年3月16日(土)~4月28日(日)に開催し成功裏に終了しました。『GIFTech』はレアゾン初のブランディングプロジェクトとして誕生し、レアゾンの認知度、信頼度、エンゲージメント、イノベーション、そして社会貢献を向上させ、全ての関連事業に貢献していく事業です。ハッカソン開催や映像コンテンツ化が目的ではなく、レアゾンが提唱する“新しい当たり前とは何か”を具現化し、国内外で共感を狙います。 やりたいことをできているか?やるべきことをしているか?いい仲間に囲まれているか?たいせつな人をたいせつにできているか?ベストを尽くしているか?新しい“当たり前”を作り続けるレアゾンの新たな挑戦『GIFTech-テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能』が、レアゾンの“想い”をコンテンツにしました。 新たに若手エンジニアのリアルな想いを綴ったTechミュージックビデオ『Reazon』。 我々のビジョンを再現し、エンジニアたちの日常や挑戦を描いた内容になっています。ぜひご覧ください。

たった一人を満足させるパーソナライズドプロダクト開発(=N1エンジニアリング開発)”をテーマとした約1か月間に渡る大型イベントとなり、主催者にとっても参加者にとっても、非常に学びの多い機会となりました。

今回は一人のユーザーを満足させるプロダクト開発をゴールとしていますが、将来的にはこのプロジェクトを通して、モノ創りの本質を学び、事業貢献できるスキルやゼロから開発するスキルを多くのエンジニアに身に付けていただきたいと考えています。

イベント概要

本イベントでは、下記の通り2部構成で実施しました。
※イベント公式動画はこちら

『GIFTech Academy』

“学び”に特化したコンテンツとなっており、MVP(『Minimum Viable Product = ユーザーに必要最低限の価値を提供できるプロダクト』)の作り方や作ることの価値、クリエイティブプランナー・デザイナーと共同して開発を行う方法について、3名のエンジニアやプロダクトオーナーの方々よりお話いただきました。計2日間に渡り、1日目は講義、2日目はワークショップを実施しました。

『GIFTech Challenge』

“有名インフルエンサーの悩みを解決するパーソナライズドサービスを開発する”というテーマに沿って、『GIFTech Academy』で習得した知識を活用しながら、クリエイティブプランナーやデザイナーと共に企画から開発に至る全過程に取り組み、MVP開発を行っていただきました。期間は約1か月間と設定し、イベント最終日には完成したプロダクトを有名インフルエンサーにも体験していただき発表会を開催しました。

■GIFTech Academy

計34名のエンジニアの方々にご参加いただき、講義・ワークショップを実施しました。MVP開発経験者である、株式会社Abema TVの長瀬慶重氏、株式会社Preferred Roboticsの寺田耕志氏、menu株式会社の友兼諭史氏にお越しいただき、“N1エンジニアリング開発”の基礎や、各社それぞれのサービスやプロダクト立ち上げの経緯、当時の課題、成功の秘訣など、普段中々聞くことができない裏話についてお話いただきました。

各社サービスやプロダクトが生み出された背景に迫るドキュメントフィルム『MVP Focus(※1)』の上映から始まり、登壇者3名より参加者に向けて、エンジニアとしてプロジェクト推進をしていくにあたり必要なマインドやプロセスについて伝えていただき、最後に「若い世代に伝えたい3つのこと」をそれぞれ発表いただきました。

株式会社Abema TV 長瀬慶重さん

・働く環境(が全て)
・変化を楽しむ
・AIには置き換えれない(コミュニケーション能力などの)ソフトスキルを身につける


【GIFTech Academy ep.3】未来のテレビABEMAから学ぶエンジニアが残酷な未来を切り開くための考え方

株式会社Preferred Robotics 寺田耕志さん

・思い込みを捨ててファクトベースで考える
・想像上のお客様でモノを作らない
・仲間とのコミュニケーションを重視することが大切


【GIFTech Academy ep.2】自動で動く収納家具kachakaから学ぶ真に求められるプロダクト開発の在り方

menu株式会社 友兼諭史さん

・本当に必要な機能に絞る=捨てる
・動くものをみて考える、動かして考える
・エンジニアの範囲は無限(プロダクトに関わること全て)。担当する範囲を制限しない


【GIFTech Academy ep.1】デリバリーアプリmenuから学ぶ競合他社に負けないスピード開発の進め方

参加者の声

 「MVP開発について自社にも活かせそうな知見を多く得ることができ、想像以上に多くのこと学べて良かったです
ここまでしっかりとお話を聞くことができるハッカソンは珍しいと思います。貴重な経験でした
ユーザー視点、プロダクト視点の実践的な話を聞くことができ、またワークショップなどでチームで実践できたことで非常に満足しました

上記は一部ですが、他にも数多くのポジティブなご意見をいただき、『GIFTech Academy』参加者にとって非常に有意義な時間になったのではないかと思います。

また、後続イベントである『GIFTech Challenge』に向けた講義も行い、参加者の方々の熱量が非常に高まっている様子でした。(※2)

(※2)実際の様子は

■GIFTech Challenge

『GIFTech Academy』終了後、実際に‶N1エンジニアリング開発″を行っていただくハッカソンを実施し、計30名のエンジニアにご参加いただきました。また、国内トップクラスのクリエイティブ力を持つKANAMELグループ(旧AOI TYO グループ)である『FIELD MANAGEMENT EXPAND』のクリエイティブプランナーやデザイナーの方々にもご協力いただいたことで、非常にユニークなアイデアを生み出すことが出来ました。

イベント詳細

【テーマ】有名インフルエンサーの求めるパーソナライズドサービスの開発
【ターゲット】
①令和の白ギャル『ゆうちゃみさん』
②トラックメーカー/ボカロプロデューサー『チバニャンさん』
③オモコロ2代目編集長『原宿さん』
【期間】約1か月
【体制】5名×6チーム(ターゲット1名に対して2チームずつエントリー)
【賞金】
①創ったプロダクトをインフルエンサーから「SNSで紹介したい」と言われれば各チーム10万円獲得
②最優秀チームには50万円獲得

たった1人のためのサービスということもあり、「本当にこの人に必要なものは何なのか」「この人が困っていることは何なのか」、丁寧にヒアリングを重ねることで徐々にアイデアを形にしていく様子は、主催者としてもワクワクするものでした。

各インフルエンサーへのヒアリング結果

ゆうちゃみさん

「大きな悩みはないが、忘れ物が多く携帯の充電をするのもめんどくさがりでマネージャーとママに頼ってばかりなので2人の負担にならないようにしたい」

チバニャンさん

「作曲へのモチベーションを高めたい。葉っぱをかけてほしい」

原宿さん

「忙しいと思われがちでもっと暇に見られたい」

また、様々なアイデアが出てくるからこそどの案を採用していくかで検討に時間がかかり、中々開発に取り掛かることができず苦戦しているチームもいました。限られた時間の中で、0ベースでアイデアを考え、実際のプロダクトにするということは、非常に大変な作業ではあったかと思いますが、皆様本当にキラキラした目で取り組んでおり、やる気に満ち溢れていました。

<実際に開発していく様子>

最終発表

各チームが精一杯努力を重ねて作り上げたプロダクトを発表する瞬間は、皆さん緊張感もありつつやり切った達成感も垣間見えました。各インフルエンサーも自身だけのために作り上げたプロダクトを見て、そのクオリティや斬新さに驚いていました。

プロダクト紹介(※詳細はリンクからご覧ください)

①ゆうちゃみさん向けプロダクト
#ゆーちゃーじぃ】ついつい忘れがちな充電を支援するiOS App
モッテンダー】カンタンで中毒性のある忘れ物チェックアプリ

②チバニャンさん向けプロダクト
美少女散歩】チバニャンさんが行ったことのない場所へ美少女が連れて行ってくれる地図アプリ
PIPICK】ビビッとくるものをPICKする!新しいモノとのマッチングアプリ。

③原宿さん向けプロダクト
HEEMA】忙しくなりたいヒマがあなたのヒマを勝手に見つけてヒマかどうか聞いてくるすごいヒマなアプリ
暇やで!】暇を生み出すスケジュールアプリ

どのチームも非常に魅力的なプロダクトでしたが、プロダクト軸(N1にとって優れたUXを提供しているプロダクトであるか)とチーム枠軸(個々人がオーナーシップを取れているか)の観点で判断し、最優秀チームを決定しました!

結果については、本記事上部にございますこちらよりご覧ください。

参加者の声

今まで行ったテックイベントの中で1番刺激的で楽しかったです!
エンジニアだけでなくデザイナー、プランナーにとってもチャレンジングな課題だったので、業界全体の若手育成にプラスに働く企画だったと思います
すごく貴重な機会で、とてもいい学びやアウトプットの経験になりました

■『GIFTech 2024 春』を終えて

今回のイベントでは、有名なインフルエンサーや様々な関係者の方々を巻き込んだ大きなイベントになりましたが、結果として好意的なご意見も多くいただき大成功を収めることができました。

また、レアゾン社員である佐藤貴子さん・金城愛梨さん・田川雄基さんが、各チームのスムーズなプロダクト開発を支える役割でサポーターとして参加しました。

本記事では、『GIFTech 2024 春』終了後に実施した、運営側の佐藤貴子さんと、参加者として最優秀チームに所属していた櫻井春樹さんの対談風景を、少しだけお届けします。

佐藤 貴子

2022年4月に株式会社レアゾン・ホールディングスへ新卒入社。デリバリー・テイクアウトアプリ『menu』のサーバーサイドエンジニアを経て、現在は『GIFTech』事業にてエンジニアの教養を深めるプラットフォームを運営。次世代型ハッカソンの開催や、0→1プロダクトの開発へ従事。

櫻井 春樹

愛知工業大学卒。2年間の休学期間を経て、Webサイト制作の個人事業主として活動。2024年4月に株式会社レアゾン・ホールディングスへ新卒入社。入社後、約3か月間の研修を終えて、現在はデリバリー・テイクアウトアプリ『menu』のフロントエンドエンジニアとして従事。

佐藤

早速ですが、今回『GIFTech 2024 春』に参加いただけたきっかけは?

櫻井

入社前にレアゾン社員の方からご案内いただき、興味を持ったことがきっかけです。入社前に技術力を高めることが出来るチャンスと感じましたし、会社のプロダクトを理解する良い機会だと思いました。

佐藤

実際に参加してみていかがでしたか?

櫻井

限られた期間内でスケジュール管理をする難しさを実感しました。しかし、このイベントの参加後に実施された新卒エンジニア向け研修で、ちょうどテーマが類似したハッカソンがあり、この学びを活かす機会があったので、自分のキャリアにとって良い刺激になりました。

佐藤

同じ経験を重ねることで自分のものに出来ると思うので、是非他の機会にも活かしていただきたいです。他にも何か学んだことはありましたか?

櫻井

問題解決のための基礎である『How Might We(私たちはどうしたら~できるだろうか?)』という考え方を知りました。今後、この考え方を常に意識しながらものづくりをしていきたいと思います。また、デザイナーと一緒に初めて作業を行ったこともあり、自分にはない観点を知る良い機会になりました。エンジニアはただ作るだけではなく、アイデア出しの段階から深く入り込む大切さを学ぶことができました。

佐藤

エンジニアがゼロからアイディアや技術を深掘りしモノ創りを楽しむ才能を伸ばすことがGIFTechの目的でもあるので、運営側としても非常に嬉しい意見です。

今回、見事最優秀チームとして選ばれましたが、チームとして何か意識していたことはありますか?

櫻井

オーナーシップ”がテーマのイベントということもあり、“メンバー全員が各自プロダクトに対して責任を感じながら取り組んでいく”という意識は強かったのではないかと思います。役割分担を明確にすることで、今自分がどのようなタスクを持っているかきちんと理解しながら進めることが出来ました。

佐藤

サポーターサイドから見ても、櫻井さんのチームは特に役割をしっかりと個人が把握していたように思います。その中で櫻井さん自身が工夫されたことはありますか?

櫻井

議論していく中で少し論点がズレてしまったり違和感を感じた時は、そのままスルーせずきちんとクリアになるまでコミュニケーションを取ることは心掛けていました。最初は、チームメンバーに社会人が多かったこともあり、自分の技術力やどのような立ち回りをすれば良いのか不安がありましたが、臆せず自分の思ったことを意見することで、少しでもチームへ貢献できたのではないかと思います。

佐藤

物事を正しい方向へ導く人は重要ですよね。チーム内でも“軍師”と呼ばれている様子を見て、メンバーの皆さんが櫻井さんを信頼しているんだな、と感じました(笑)。

最後に、改めて最優秀チームに選ばれたことに関して、率直な感想を教えてください。

櫻井

優勝という結果が出せて1レアゾン社員として誇らしいですし、素直に嬉しいです。今回初回イベントに参加したからこそ得たことも多くありましたし、優勝経験者として今後開催されるイベントなどにも積極的に携わっていきたいと思います。またこのような機会があったら、是非参加させていただきたいです!

佐藤

今回のイベントが少しでもプラスに働いたことを知り、私自身も自信に繋がりましたし、このプロジェクトの意義を改めて感じることができました。次回イベントに向けて、更なるブラッシュアップを重ねたいと思います!

最後に、運営サイドの佐藤さんより、“今回のイベントの振り返り”と“今後の取り組み”についてコメントいただきました。

■全体振り返り

前回のβ版では参加者として関わり、今回は運営側として携わったことで、両側面からこのプロジェクトに向き合うことができました。正直なところ、これほど多くの関係者を巻き込んだイベントの運営は初めてで、不安やプレッシャーを感じながらも手探りで進めていました。ハッカソンの開催中も、参加者の皆さんが忙しい中で参加してくれているため、「途中で脱落者が出るかもしれない」「プロダクトが完成しないかもしれない」といった不安が常にありました。しかし、結果的にはどのチームも脱落者が出ることなく、想像以上のプロダクトを完成させることができました。これを見て、私自身も非常にやりがいを感じました。

今回、このような成功を収めることが出来たのは、参加者の意識の高さだけでなく、“サポーターが近くにいること”、“初回に学びの時間を設けたこと”だと考えています。サポーターの存在により、ただ技術を追い求めるだけでなく、みんなで一緒に作り上げる一体感が生まれました。また、学びの時間を設けたことで、全体の流れがスムーズに進み、このハッカソンを成功に導くことができたと感じています。

イベント終了後、櫻井さんを含め、参加者の皆さんから「参加してよかった!」「エンジニアの輪が広がった!」といった嬉しい声をたくさん聞き、更なる高みを目指していきたいと思いました。参加者が熱意を持って真剣に取り組む姿を間近で見て、私も一参加者のような感覚を味わうことができ、今後のモチベーションに繋がりました。これからも、『GIFTech』の価値を高め続けていきたいと思います。

■今後のGIFTechチームの取り組み

次回も“モノ創りを楽しむ才能を伸ばす”という主旨は変えずに、テーマを変えてハッカソンを開催したいと考えています。定期的にこのようなイベントを開催し続けることに意義があると思っているので、何らかの形で実現させたいと思っています。また、エンジニアだけでなくデザイナー向けのイベントも展開していきたいと考えています。

さらに、今後のイベントのテーマを検討するにあたり、現在はUXDの連携強化に着目しています。現在、世界的に生成AIが話題になっていますが、日本ではまだ十分に活用されていないようです。その現状を打破するために、まずは若者(中高生)が無意識に生成AIを使用できる体験を提供するプロダクトの創出を目指しています。これに“中高生の課題解決を助けるもの”という要素を加えて、私自身もプロダクト作りを行っています。

今後も“モノ創り”に対してより多くの人々に楽しさを感じてもらい、そのような機会が増えるように、このGIFTechプロジェクトをさらに盛り上げていきたいと思います。

引き続き、様々なイベントを発信していきますので、お楽しみに!

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EDITOR / NAO AKAIWA

慶應義塾大学総合政策学部卒業後、新卒でリクルートキャリアへ入社。その後、コンサルティングファームを経て、現在レアゾン・ホールディングスにて採用業務やオウンドメディアの運用/企画へ従事。

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慶應義塾大学総合政策学部卒業後、新卒でリクルートキャリアへ入社。その後、コンサルティングファームを経て、現在レアゾン・ホールディングスにて採用業務やオウンドメディアの運用/企画へ従事。

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