
新卒として入社後、わずか1年目にして長寿タイトル『ドラゴンエッグ』のプロモーション担当を任され、さらには新規タイトルの立ち上げまで手掛けた安川泰世さん。彼のキャリアの原動力は、幼少期から培ってきたゲームへの深い情熱です。 趣味として深くゲームを愛してきた経験を、いかにプロモーションという仕事に昇華させているのか。裁量権の大きさとスピード感を強みとするアドレアで、安川さんが見据える未来の目標に迫ります。
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安川 泰世
やすかわ たいせい
株式会社アドレア セールス&マーケティング部 アカウントプランナー
2023年入社。米ケンタッキー大学卒業後、新卒として株式会社アドレアに入社。当初は様々なゲームタイトルのプロモーションを担当し、その後、ヒットタイトルである「ドラゴンエッグ」などのプロモーションを担当。新卒2年目でありながら、複数のゲームタイトルの広告戦略立案はもちろんのこと、PDCAを回しながら継続的な運用を担当している。
数千時間の「好き」が仕事に。アドレアとの運命的な出会い

就職活動時、いろいろな業界を幅広く探していたとお伺いしました。

そうです。小学生の頃からゲームは数千時間プレイするくらい大好きだったのですが、それを仕事にしようとは、最初は思っていませんでした。特に新卒の時はどの業界が自分に合っているか全くわからない状況で就職活動をしていました。

その中でレアゾン・ホールディングスと出会われたのですね。

はい、ボストンキャリアフォーラムという場でレアゾン・ホールディングスを見つけました。menu(デリバリーアプリ)のようなフードテックもあれば、複数のゲームタイトルも扱っていると聞きまして、「色々挑戦できるところがいいのではないか」と思って入社を決めました。趣味を仕事にするのは辛いかも、嫌になってしまうかもという不安もありましたが、色々なプロダクトがあることで、ゲーム以外のプロモーション業務の話を聞いていたので、仮にゲームが嫌になっても他の道があると考えました。

実際、入社されてから様々な業務を経験されたそうですね。

そうですね。数か月の研修期間の後、、menuのクーポンやチラシのプロモーション、そしてゲームの広告運用などを学びました。入社してみて、「色々なことができる」という事前の話に全くギャップがなかったのは良かった点ですね。その後、自社が有する長寿ゲームタイトル「ドラゴンエッグ」のプロモーション担当に抜擢されました。

「好き」だからこそ深く理解できる。ゲームを「売る面白さ」を知ったプロモーションの真髄

現在、ゲームプロモーションが担当業務の5割ほどを占めているとお伺いしました。元々ゲーム好きでプレイされてきた経験は、仕事にどう活きていますか?

基本的にデジタル広告を中心にプロモーションを行っているのですが、広告を打つためには、まずゲームの内容を深く知ることが大切だと思っています。他の競合タイトルと比べてどういう特徴があり、どこを推していけるのかがわからないと、そもそも広告は打てません。そういったところが、ゲーム好きだったことが上手く活かされている部分だと感じています。

具体的な施策についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

例えば、『ドラゴンエッグ』では、新規課金者を集めるためにインフルエンサーを招いた大会を実施しました。インフルエンサーを「勝たせる」ために、そのファンが課金をするという仕組みを作り、大会で上位に入ったインフルエンサーにはテレビCMに出演してもらう、といったインセンティブも設計しました。

それは面白い仕掛けですね! ファンが熱くなる仕組みをゲーム運営と協力して作るのですね。

そうですね。こうした施策は、ゲームの中身を理解していないと作れない仕組みなんです。例えば、競合他社がどのような施策をやっていて、その施策を参考にしつつ、どうすれば自社タイトルに合わせてさらに魅力的な企画にアップグレードできるか、といった研究も非常に大事になってきます。そのため、担当タイトルを何時間もやり込みながら、他のゲームもプレイして分析しています。

今は趣味としてではなく、「売る」側としてゲームに携わっているわけですが、気持ちの変化はありますか?

嫌になったことはないですね。ゲームの面白さだけではなく、「どういう意図でこういうガチャが出てきたのかな」「こういうキャラが出てきたのかな」といった、ゲームを運営する、売っていくという面白さも体験できて楽しいです。

新卒1年目からの大抜擢。常識を覆す「攻めの文化」と、圧倒的な裁量権

新卒1年目からいきなり10年続く長寿タイトルのプロモーションや、新規タイトルの立ち上げまで担当されているとお聞きして、驚きました。

はい、正直プレッシャーはありましたが、それをやらせていただけたのがまずアドレアの魅力です。今の職種になってから2~3ヶ月で、新規タイトルをゼロから立ち上げることまで任せてもらえたのはとてもいい経験になりました。任せてもらえるからこそ、モチベーションも上がりますね。

業務の進め方も、かなり裁量が大きいのでしょうか?

そうですね。プロモーション手法については基本的に一任されています。どの媒体を、どの金額で、どのように使うのかを自分で決めることができます。特に広告運用面で言うと、自分で判断して、自分で動かし、自分で運用することができます。他社では上司やチームマネージャーに許可をもらうことが多いと聞きますが、アドレアは自分で判断できる分、スピード感を持って動くことができるのが強みです。

クライアントワークにおける「アドレアらしい攻めたこと」というのは、具体的にどういう点に現れるのでしょうか?

アイデアの出し方や、広告の運用が「攻めている」と思います。クリエイティブで言えば、AIの音声を使ってみたり、許可をもらった上で有名人のボイスを使ってみたり、あとは今までになかった発想の訴求軸を試します。例えば、あえて文字を大きくしてキャラクターを小さくしてみたり、シンプルなものを作ってみたりと、普通ではあまり考えられない発想を試すので、驚かれることも多いです。

好きなことを語り合える仲間と、日本・海外を見据えた次なる挑戦

業務を進める上で、周囲の方々との関わり方はいかがですか?

私は「わからないことはすぐに聞く」ようにしています。同僚でもマネージャーでも、すぐに聞きますね。ただ、聞き方として意識しているのは、「何がわからないか」「自分はこう考えた」あるいは、「こう試してみた」という自分の考えをセットで持っていくことです。
そうすると、アドバイスがたくさんもらえますし、「その考えだったらこっちの方がもっといいかも」といった具体例ももらえます。自分の考えが正しかったのか、あるいはどこが違ったのかを確認できるので、知識やノウハウの引き出しが増えます。

なるほど。ご自身の考えを明確にして質問することで、周囲の知識やノウハウを効果的に引き出しているんですね。そういった良い関係性を築く上で、安川さんはどんな人と一緒に働きたいですか?

そうですね。自分が好きなことを一生語れる人、でしょうか。弊社のゲームユニットの中は、みんなそれぞれ趣味があって、それをきちんと遊んで、 「それが好きだ」と語れる人 が多いんです。ゲーム以外の趣味であっても、その熱量や知識が業務に活かされることもあります。好きなことだからこそ、「もうちょっとここをこだわりたい」「こういうことを改善できるよね」という風に、100%頑張れる人と働くことで、さらにプロダクトを良くしていけると考えています。

最後に、今後のキャリアについて、目標を教えてください。

まずはこの会社で上の役職を目指し、担当タイトルを伸ばしたり、外部案件を獲得して売上を伸ばしていくことが目標です。最終的には、ゲームマーケティングを極めて、「日本・海外両方で通用するプロモーション」を一人で行うことができる人間になりたいと考えています。アドレアでの幅広い経験と裁量の大きさは、その目標を達成するための大きな糧になるはずだと信じています。

まとめ
幼少期から培ったゲームへの深い情熱をキャリアの原動力とし、異例のスピードでアドレアで活躍の場を広げている安川さん。彼の「ゲームを深く理解する」という強みが、プロモーション戦略の企画立案力に繋がっていることがわかりました。
安川さんが目指すのは、「日本・海外両方で通用するプロモーション」を実現できるプロフェッショナルな目標です。
アドレアでの幅広い経験と、その圧倒的なスピード感は、その大きな野望を達成するための確かなステップとなっています。「ゲームを売る面白さを極める」安川さんの挑戦はこれからも続きます。


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