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2024.12.11
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東大を出て弁護士になった僕が、レアゾンを選んだ理由

こんにちは、経営企画部の赤岩です。 今回は弁護士資格を持ち、新卒でレアゾンの法務組織へ飛び込んだ伊東さんにお話しを伺いました。 なぜ弁護士資格を活かす環境として、ファーストキャリアでレアゾンを選んだのか。決め手は何だったのか。 法務業務へ従事している人や弁護士だけではなく、将来のキャリア選択に悩んでいる人など職種関係なく参考になる内容となっています。是非お時間がある際にご一読いただけますと幸いです。

伊東 直人

いとう なおと

株式会社レアゾン・ホールディングス法務部

東京大学法学部、東京大学大学院法学政治学研究科卒。2022年に司法試験に合格し、1年間の司法修習を経て、2024年に社内弁護士としてレアゾン・ホールディングスへ入社。現在は、主に海外事業や新規事業関連の法務業務へ従事。

流れに身を任せて生きていた中、弁護士となり転機が起きた

赤岩

早速ですが、なぜ弁護士を目指そうと思ったのでしょうか。

伊東

弁護士は、幼いころから憧れ続けてなる人も多い職業だと思いますが、私の場合、学生時代にこれといった明確な“やりたい”ことがあったわけではなかったので、何となく周りの流れに乗って弁護士にたどり着いたような気がしています。比較的勉強が得意だったことで東大を選びましたが、やり続けるほど勉強が好きということではなかったので見事に大学で落ちこぼれ、結局就きたい仕事が見つからないまま大学院へ進学しました。大学院では真面目に法律を学んでいたこともあり、結果的に弁護士になりました。

赤岩

東大に入学したことが弁護士になったきっかけといっても過言ではないですね。

伊東

そうですね。高校時代までは曲がりなりにも勉強が“できる子”だったのが、明確に“できない子”になり、自分のプライドが傷つくと同時にどう生きていくかということを考える必要が生じました。7年間大学にいましたが、きちんと自分の人生を見つめ直すことができた良い期間だったと今になって感じています。

赤岩

人生を見つめ直していく中で、レアゾンという選択肢が出てきたきっかけを教えてください。

伊東

レアゾンの存在は、司法修習生向けの求人情報サイトで知りました。弁護士向けの求人は、基本的に法律事務所と事業会社の2種類なのですが、数ある事業会社の求人の中で他社と比べてレアゾンの条件が自分にマッチしていると感じたことと、コーポレートサイトを見て「かっこいいな」と思い、応募に至りました。

赤岩

実際に選考が進んでいく中で、どのような印象でしたか?

伊東

レアゾン社員の中で最初に会った人は管理執行役員の津布久さんでした。第一印象は“良い意味で弁護士っぽくない方だな”でした。後に、とても結果を出している方と知ることになるのですが、当時の私はそのようなことも知る由もなく、今まで思い描いてた弁護士像を崩され、「面白い人もいるのだなあ」と思いました。レアゾンの魅力を伝えるだけではなく、私のキャリアにとって今どの会社を選ぶことがベストなのか、一緒に考えてくれたことは印象深いです。

次に、法務知財部長(当時)の松村さんに会ったのですが、津布久さんとは異なり「逆に弁護士っぽい人が出てきたな」という印象でした。会社や事業、キャリアなど様々な質問をさせていただいたのですが、一つ一つ丁寧に答えていただき、「このような人の下で働くとストレスが少なくて良い環境だな」と感じました。

お二人に会ったことでレアゾンへの興味が一気に上がったと思います。

人生で初めて自ら決断をしたこと=レアゾンへの入社、となった

赤岩

徐々に伊東さん自身のキャリアが明確になりつつあってきたのですね。

その中で、“東大卒弁護士”というキラキラなご経歴を持つ伊東さんが、なぜ最終的にファーストキャリアでレアゾンを選んだのでしょうか?

伊東

そこから半年後、改めて私から連絡をし、大手含めIT系の企業を中心に数社から内定をいただいていましたが、津布久さん・松村さんの人柄と、適度なカジュアルさと手作り感が残っているカルチャーに惹かれ、レアゾンへの入社を決めました。

また、消極的に選んできた人生の中で、そろそろ何かにベットしてみたいと思ったことも入社の決め手の一つであるような気がしています。レアゾンはまだまだ大企業に比べると知名度は高くない企業ですが、10年を超える歴史の中で現時点で従業員数が約700名を超える社員がイキイキと働いており、若手にも豊富なチャンスがある素晴らしい企業だと感じます。ある程度整備された環境で自らの選択を保留し続けるよりも、レアゾンのような環境に自分自身を賭けてみても良いかなと思いました。初めて主体的に進路選択をしたタイミングですね。

赤岩

自分で選んだ選択肢だからこそ、言い訳できない反面、プライドを持って取り組むことができますよね。

それでは、レアゾンへ入社後のお話を伺わせてください。今はどのようなお仕事を担当されていますか?

伊東

主に、海外事業や新規事業の法務関連業務全般と、法務組織の採用を担当しています。海外事業では、北米向けサービスなど複数事業に関わっており、その中でこれからローンチを予定しているものもあり、現在準備段階にあります。先日、海外事業関連で他部署メンバーとともに海外出張も行い、また別の刺激を得ることが出来て非常に面白い経験でした。

※海外出張の様子(ラスベガス)
伊東

新規事業では、『miruto』という猫用の自動トイレや自動給水機の販売・レンタルを行っているペットテック事業に関わっています。私はこれらの事業の、契約書レビュー、広告チェック、新規に生じた法的論点の検討、官公庁への対応に加え、海外子会社の管理業務、国内外の外部顧問とのやり取り、など多岐に渡る業務を経験させていただいています。

また、採用においては、弁護士同士繋がっていることも多いので、定期的に情報交換も交えながらレアゾンの知名度アップを図っています。また、『法務互助会』や『わかほう』という弁護士に関わらず法務として活躍されている方々のコミュニティがあり、その関連イベントにも定期的に参加しています。現在法務組織強化に向けて法務メンバー大募集中ですので、このような活動はしっかりと今後も行っていきたいと思います。

赤岩

新規事業を次々と生み出していくレアゾンだからこそ、型にはまった仕事だけではなく常に新鮮さを持ちながら取り組むことができるのですね。仕事をしている中で特にやりがいを感じる瞬間はありますか?

伊東

やはり事業部の方々から感謝されたり、頼ってもらえたりした時は嬉しいです。まだまだ出来ないことだらけで機会は多くはないですが、今後多くの経験を積んでいく中で、そのような機会を増やしていくことができたらと思っています。本当に大変な時は上司に巻き取ってもらったりと実力不足を感じることもありますが、基本的に裁量が大きい仕事を任せてもらっているので、やりがいを感じる場面が多いです。

弁護士は、企業よりも法律事務所で働いている人のほうが一般的です。その上で企業で働いている弁護士は、事業部との距離が近く一番最初に頼られ相談してもらえること最終的なジャッジも事業部と一緒できること大規模な事務所と比較して極めて広範な法分野に触れることができること、など様々な魅力が詰まっていると感じます。

赤岩

入社して1年程度で非常に多くの業務を任されており、改めてレアゾンの魅力を感じさせられますね。様々な経験を経ると、その分悩みも出てくることもあるのかと思いますがいかがでしょうか?

伊東

そうですね...強いて言えば仕事が楽しく充実していて、趣味の人狼がおろそかになっていることですかね(笑)。一緒に人狼していただける方、募集中です!

その他ですと、「もう少し早く社会に出ていたらな...」「英語をもっとやっていればよかったな...」と思うこともありますが、特に悩んでも仕方がないことなので、わざわざ時間を費やしてまで考えることは少ないです。

法務領域にとらわれず深く事業へ入り込める人材を目指す

赤岩

充実した社会人生活を送っていますね!これから更に多くの経験をしていくと思いますが、伊東さん自身が今後やってみたいことはありますか?

伊東

まずは法務に関する基本的なスキルを身に付け、管理部内で職域を広げていきたいと考えています。数多くのクライアントと案件数を抱えている法律事務所勤めの弁護士と比較すると、事業会社の弁護士は扱う領域が狭くなりがちで特定の法律に詳しくなることは難しい場合もあります。しかし、事業会社の弁護士の強みというのは、他の事業部との距離が近いということが一番だと思うので、法務以外の管理部門全般の知識習得、事業やカルチャーに対する理解、事業部とのコミュニケーションスキルなど、法務という枠組みを超えた様々な領域での経験を積みたいと思っています。このような事業会社の弁護士だからこそ取得できるスキルを身に付けながら、少しずつ大きな仕事を任されるような人に成長したいです。

赤岩

法務以外の領域も経験することで、全体像を把握しやすくなり事業などに対する解像度が高まりそうですね。

ちなみに、今伊東さんが思っている、法務組織全体で目指したい方向性はありますか?

伊東

短期的には、採用の強化と同時に外注を増やしていき、各メンバーが抱えている業務を可能な限りバランス良く保ちたいと思っています。そのためには、私自身も更に成長して、少しでも任せてもらえる業務を増やしていく必要があります。

また、中長期的には、私のような未経験者が入社しても、ある程度法務業務を体系的に学んでもらえるような組織や環境作りが必要だと感じます。まだまだ成長過程にある会社にとって、若手の定着率を高めカルチャーに精通した社員を増やしていくことが重要だと考えており、そのためには教育環境の整備は必要不可欠です。レアゾンの法務組織に未経験で入社した第一号の私だからこそ、そのような環境整備に少しでも役立ちたいと思っています。

赤岩

採用が最終ゴールではなく、その後の入社後活躍まで考えて組織自体をレベルアップさせることは非常に大切ですよね。伊東さんが思う、今の法務組織の強みを教えていただけますでしょうか。

伊東

まずは、個としてもチームとしても強いな、と感じています。弁護士を狙って採用しているということは全くないのですが、現状弁護士比率も高いです。基本的には、事業ごとに担当を振り分けており個人単位で仕事をしていますが、大きな案件があると上長に相談しつつ複数人で処理することもあります。私以外の法務メンバーは実務経験が長く、困ったことがあれば何でも聞きやすい人たちなので、チームで仕事を進める時は一体感も出て、とても心強い存在です。

プライベートでもお互い良い距離感を保ちつつ仲が良いと思います(笑)。案件が落ち着いたタイミングなど節目では飲みにいったり、たまに息抜きで雑談をしたりと、きちんとメリハリがある組織だと思います。

未整備な部分も多いからこそ、自由に楽しむことができる

赤岩

仕事の内容だけではなく、一緒に働く仲間たちも重要ですよね!今後更に仲間も増えていくと思いますが、どのような人材がレアゾンの法務組織にマッチすると思いますか?

伊東

レアゾンの事業に関心がある人や、定型的な業務よりも常に新しい業務に触れていたい人、幅広い法律を扱いたい人などが、マッチするのではないかと思います。法務の仕事は事業をサポートする性格が強いので、事業への関心が高ければ高いほど面白みがある業務です。もちろん定型的な業務もありますが、レアゾンは新しい事業や取り組みが次々に行われる企業なので(例えば、先述した若手向けの海外出張や北米事業の学生向けインターンなどはレアゾンとして初めての取り組みでした)、その環境を楽しみながらしっかりと事業部を支えることが好きな人は魅力的な仕事です。事業の数が多いことから関係する法律も多岐に渡るので、特定の分野を集中して扱うよりも幅広い領域を経験したい人は、是非レアゾンの法務組織へ来ていただけると嬉しいです!

人柄的な観点でいうと、真面目すぎるよりは、少し力が抜けている人のほうが向いているのではないかと、個人的には感じています。やはり大企業に比べると良く言えば自由、悪く言えば未整備の部分も多いので、不明瞭な分野に毎回ストレスを感じてしまうと、少しやりにくい部分もあるかもしれないです。

赤岩

型にはまりすぎていないレアゾンの法務だからこそ味わうことができる業務がたくさんありそうですね!

最後に。改めて伊東さんが思うレアゾンへの印象をお聞かせください。

伊東

“働く”ということに対して、単なる報酬や知識、経験などの獲得のための手段ということ以上の意味を与えてくれる場所だと考えています。正直、社会に出るまでは働くということにネガティブな印象しかなく、「毎日何かしらに我慢しながら会社で過ごすのだろうな」と思っていました。しかし、いざ入社してみると、やりがいもあり、希望していた海外事業にもチャレンジさせてもらい、実際に海外出張もでき楽しいことだらけなので、趣味の延長戦上に仕事があるような感覚です。今後も法務という枠にとらわれず、様々なことへチャレンジし続けていきたいです!

赤岩

日々変化のある環境で仕事をすることの面白さが伝わるお話で、大変興味深い内容ですね。今後も色々な経験をしていく伊東さんの成長が楽しみです!本日はありがとうございました!

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EDITOR / NAO AKAIWA

慶應義塾大学総合政策学部卒業後、新卒でリクルートキャリア(現リクルート)へ入社。その後、コンサルティングファームを経て、現在レアゾン・ホールディングスにて採用業務やオウンドメディアの運用/企画へ従事。

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慶應義塾大学総合政策学部卒業後、新卒でリクルートキャリア(現リクルート)へ入社。その後、コンサルティングファームを経て、現在レアゾン・ホールディングスにて採用業務やオウンドメディアの運用/企画へ従事。

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