大盛況に終わった『BIGなLT会=BLT』の様子をお届け!
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BLT(BIGなLT会)とは、menu開発チーム(フロントエンド/バックエンド/デザイナー)主導により発足したイベントです。本イベントでは、技術や知見を共有し合うことで、部門を超えた交流・情報交換を強化することを目的としています。 今年度より開始し、2025年2月26日の第一回に続き、2025年8月27日に第2回目BLTを開催しました。 本記事ではその時の様子だけではなく、BLT運営メンバーにもお話を伺っておりますので、是非ご覧いただければと思います。
INDEX
まずは伊藤さんより開催に至った背景についてお話いただきました。
開催に至った背景
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伊藤 大晴
menu株式会社 プロダクトユニット デザインマネージャー
部署間の連携をより活性化させたいという想いから、今年2月にこのイベントを企画・開催しました。今回は2度目の開催ということで、BLTがより部署を越えたコラボレーションや新しい挑戦が生まれる場になるよう、企画全体のディレクションに携わりました。
これまで当社では、エンジニアやデザイナーといった各チームが、それぞれのチーム内でLT会を活発に開催してきました。LTとは‟Lightning Talks”の略で、一人五分程度の短い時間で、知識や体験を共有するプレゼンテーション形式の勉強会です。こうした活動は、各分野の専門性や交流を深める上で大きな役割を果たしてきました。
一方で、組織の成長と共に社内のプロジェクトは複雑化しており、部署や職種の垣根を越えた連携の重要性はさらに増しています。そんな中で、それぞれのチームが持つ知見や技術をLT会を通じて共有し交流を深められたら、組織としてより大きな課題解決に取り組めるのではないかと考え、今回まずはレアゾングループであるmenuの全部署・全職種を対象として初の社内LT会『BLT』を企画・開催しました。
この会のメインの目的は、部門内外への技術と知見の共有を通じてコミュニケーションを強化し、組織全体の問題解決を加速させることです。私たちが目指したのは、単なる発表会ではありません。役職や立場に関係なく、誰もが目の前のイシューに対してフラットに向き合い、学び合える場を創出することです。登壇者それぞれの‟自分にしか話せない”経験や深い知見が共有されることで、参加者一人ひとりが新たな‟発見”を持ち帰り、日々の業務への活力やヒントを得られるようなイベントを目指しています。
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またこのイベントを作り上げるにあたり、特にこだわったポイントを小林さんよりお話いただきました。
開催準備でのこだわり
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小林 夏凜
menu株式会社 プロダクトユニット デザイナー
前回はスピーカーとして参加し、普段交わらない方々との交流がとても有意義に感じられたため、今後は運営として関わりたいと思い参画いたしました。各回の反省をもとに、BLTの形式を継続的に改善し、参加者にとって価値ある場となるよう努めていきたいと思います。
単に職種の垣根を超えたLT会を企画するだけでなく、開催目的の実現を目指して、運営チームでは様々な試行錯誤を重ねました。BLTは『BIG LT会』を意味するものの、場を提供するだけでは目的は達成されません。役職や立場に関係なく、一つのイシューに向き合い活発な交流が生まれる‟空気感”づくりに注力し、体験設計を行いました。
会のモチーフである『BLTサンド』は、イベント名とかけているのですが、イベントの趣旨を表したメタファーにもなっています。サンドイッチは多様な具材が一つにまとまるように、BLTでもさまざまな職種が集い、目の前の課題に矢印が向いている様子を表しています。こちらのモチーフを起点に、キービジュアルやグッズ、会場装飾に展開しました。これらクリエイティブも、社内のデザインチームで作成しています。
私自身は前回スピーカーとして参加し、今回は運営として関わることで、双方の立場から本会をより良いものにできたと実感しています。
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次に、イベントの見どころを丸山さんよりお話いただきました。
見どころ
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丸山 雄也
menu株式会社 プロダクトユニット エンジニア
元々チーム内でLTを行なっていましたが、チームだけに閉じずに大きく広げているBLTに興味を持ちました。そこから、前回のBLTにも参加をさせてもらい、とても面白い取り組みだと思ったことがきっかけで運営に携わっています。
今回のBLTには、さまざまな職種から6名の方々が登壇します。普段、業務で一緒に働くことはあっても、お互いの専門分野について深く話を聞く機会は意外と少ないものです。このイベントを通じて、一緒に働く仲間のことをより深く知るとともに、お互いの業務に対する理解を深め、日々の業務に活かせる新たな気づきや学びを得る貴重な機会になることを願っています。
そして、今回は初の試みとして‟ワールドカフェ”という時間を設けました。登壇者の話をもとに、参加者の皆さんが自由にディスカッションし、考えを深めるための場です。登壇者から参加者への一方的な情報共有ではなく、活発な対話を通じて、参加者から登壇者へ、また参加者同士でもコミュニケーションが生まれることを期待しています。
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それではここで運営陣の想いが詰まった、実際のBLT会の様子をお届けします!
第2回BLTでは、下記6名のメンバーに登壇いただきました。
・安藤 真人 (PMQA)
・飯塚 志也 (マーケティング)
・胡 凱文 (AI&Data)
・塚田 泰平 (ユーザー運営)
・松井 優斗 (営業)
・保田 雄太郎(エンジニア)
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発表者の声
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松井 優斗
今回はじめての登壇となりましたが、オンラインとは全く違う、特別な熱量を感じました。
画面越しでは得られない、聞き手の皆さんの表情や真剣な眼差しが直接伝わってきて、それが自分自身のモチベーションにつながるのを強く感じました。技術や知識の共有だけでなく、その背景にある「なぜそれを伝えたいのか」という思いまで共有できたように思います。効率化が求められる時代だからこそ、人と人とが直接向き合い、熱量を分かち合うことの価値を再認識しました。
また、登壇後のワールドカフェでは、オンラインでは生まれにくい、その場の空気感の中で踏み込んだ対話ができたことも大きな収穫でした。部署の垣根を越え、様々なバックグラウンドを持つ方々と一つのテーマについて深く語り合うことで、多くの刺激と気づきを得ることができました。
今後も、技術や知識を共有するだけでなく、まだ確立されていないアイデアも気軽に話せる‟イノベーションの種を蒔く場所”として、参加者同士が仕事やプライベートの垣根を越え、新しい化学反応を起こすプラットフォームとして、このBLTが続いていくことを願っています。これからも部署横断で、互いに刺激を与え合えるコミュニティとして発展していくことを楽しみにしています
参加者の声
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村井 初音
BLTは普段なかなか話す機会のない部署の方々の知見を聞くことができる貴重な場だと感じています。普段の業務ではデザインチームとのやりとりがメインなので、他部署の方の考え方を知ると、今までになかった新しい視点が見つかることが多く、とても新鮮な気持ちになります。
中でも特に面白いなと感じるのは、自分の部署だけが抱えていると思っていた問題が、実は別の部署でも同じように困っていると分かった時です。「あれ、この問題って別の部署も同じことで困ってるんだ!」みたいな発見があると、部署を越えた連携の重要性を改めて実感します。
BLTが定期的に開催される度に、色々な部署の知識や経験を学ぶことができ、自分の仕事に活かせる引き出しがどんどん増えていくようにも思っています。これからもこのBLTという学びの場を積極的に活用し、そこで得た新しい視点やアイデアを日々の業務改善に繋げていきたいです。
それぞれ異なる職種の方々が集合し、普段業務上では知り得ない情報も飛び交い、参加者の皆様は興味津々の様子で、今回も大盛況のうちに幕を閉じました。
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最後にSARKARさんより、BLT自体の目標について語っていただきました。
今後に向けて
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SOUMYAJEET SARKAR
menu株式会社 プロダクトユニット エンジニア
大学時代からイベントなどで登壇することが好きだったこともあり、自分のような登壇することが好きな人たちのためのイベントを作りたいという想いから、今回は運営メンバーとしてBLT会に参加しました。今後、更に社内でLT文化が浸透していくように、工夫していきたいと思います。
今回は6名の登壇者たちによる約10分ずつのLTという形式でしたが、どの発表も個性豊かで、大変充実した内容でした。特に印象に残ったことは、保田さんの『発明は必要の母』というテーマで、日常の視点から大きな気づきを得られるような、とても啓発的なお話でした。
当日はデザイナーの伊藤さん、小林さん、エンジニアの丸山さんとご一緒できたのも嬉しい経験でした。伊藤さんは“サンドイッチ”に扮し、TV画面越しに突然コメントを差し込むというユーモアあふれる演出を披露してくださり、会場が笑いに包まれる場面も多々ありました。小林さん、丸山さんの安定感のある進行は、とても心強かったです。
全てのLT終了後には、スピーカーごとにテーブルを囲み、参加者が自由に感想や質問を伝えられるワールドカフェ形式の交流が行われました。こちらも非常に盛り上がり、発表者と参加者の距離が一気に縮まる時間となりました。私は進行役として登壇者紹介や発表の締めの一言を担当しましたが、初めての経験で、まるでアワードショーの司会をしているような気分で、とても楽しいひとときになりました。
こうして振り返ると、今回のイベントは多くの学びと刺激を得られただけでなく、仲間と一緒に場をつくる喜びを強く実感する時間でもありました。次回はさらにアップデートした形で、この場を盛り上げていきたいと思っています。たとえば、発表中でも参加者がその場で感想を述べられるような“ライブ感”のある仕組みや、サンドイッチ役の土井くんとのインタラクションをもっと楽しく工夫することなど、改善の余地はいろいろとありそうです。
‟発表者が話す → 参加者が聞く”という一方向だけではなく、発表者と参加者が一緒になって楽しめるような仕掛けを取り入れていけたら、イベント全体がもっと盛り上がるはずです。すでにいくつか面白いアイデアも思い付いているので、次回はちょっとしたサプライズとして皆さんにお届けできればと思います。
今後もまた今回とは異なるテーマで開催を予定しているとのことでした。
レベルアップしたBLTを楽しみにしています!
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