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2023.09.19
KNOWLEDGE

ゲーム開発の最前線を体験できる高専インターンシップ

大ヒットタイトルである『ブルーロック Project: World Champion』をはじめ、ドラゴンエッグ、ドラゴンスマッシュなどのソーシャルゲーム事業等を手掛けるレアゾン・ホールディングスでは、高専の学生を対象にしたインターンプログラムを開催しました。この記事では、高専インターンプログラムの概要やその特徴、なぜレアゾンが高専の学生に向けてインターンプログラムを実施するのかなどを解説していきます。

全国各地の高専から約40名が参加

役員を含め複数のレイヤーにおいて多数の高専出身者が活躍するレアゾンでは、高専の学生に向けたインターンプログラムを手掛けています。具体的には、2023年8月21日~25日の『5日間コース』と、8月21日~9月1日の『10日間コース』の2コースを開催し、今回、それぞれのプログラムに全国各地また海外からはモンゴルなど、20校以上から計39名の参加者が集まってくれました。

このインターンプログラムは、当グループの強みの一つでもあるゲーム開発の経験を通じて、プロダクトを世に出すことの面白さ、楽しさを感じてもらいつつ、そうした体験を経て、自身の具体的なキャリアを考える機会になればと思い、企画開催されました。

なぜなら、高専は、通常の高校や大学と異なり、基本的に5年間にわたり専門分野への学問・研究を行う傾向にあるからです。そのため、一般の学生と比較して、社会人との接点が少なくなり、具体的に自身のキャリアを考える機会が少ないのではと弊社では考えているからです。

加えて、本インターンプログラムを通じて、プログラミングスキルや企画力、また社会人として必要とされる心構えなどを伝えることができればと考えています。

現役エンジニアによるサポート体制で学生を支援

上記の通り、この高専の学生を対象としたインターンプログラムは、『5日間コース』と『10日間コース』がありますが、それぞれのコースに共通するカリキュラムは、午前中に、現役のゲームエンジニアからプログラミングの講義を行い、午後に実際にゲーム開発の実習を行うというものです。

『5日間コース』では、プログラム言語であるUnityを使用し、当該期間でアクションゲームの開発を行います。これまでUnityという開発言語を使ったことのない学生の方でも困らないよう、講師以外に、現役のゲームエンジニア延べ10名がトレーナーとして常駐します。構想から実装まで、時にアドバイスを行い、時に学生たちだけの力でゴールまで導きます。

『10日間コース』では、さらにレベルの高い課題にチャレンジします。実際にレアゾンでリリースしているソーシャルゲームの機能修正などを中心に、より実務的な課題の解決を行います。世に出ているサービスを活用し、より実践的なゲーム開発の現場を体験することで、参加者にかけがえのない経験と、スキル・知識の強化を与えるプログラムになっています。

なお、ソーシャルゲームのみならず、デリバリー&テイクアウトアプリ『menu』など、レアゾンが独自に持っているサービスの開発に携わるエンジニアのアドバイスを受けることで、学生の方々の視野を広げていくという部分も、本インターンプログラムの特徴と言えます。

社会人に求められる心構えを、生の声で伝える

さらに、このインターンプログラムにおけるもう一つの特徴として、実習の合間に“社会人として求められる重要な心構え”を学生の方々に伝えるというものがあります。

学生の皆さんが就職活動を行う際、多くの方が、専門知識やスキル・ノウハウの量や質だけを求められると考えがちです。しかし、実はそれ以上に、個人の理念や性格が、企業のビジョンや理念にマッチするかが重要です。

就職活動を表面的に捉えた場合、多くの学生が、企業が求職者に求める『専門性』や『技能』が最も重要だと考える傾向にあります。当然こうしたスキルセットは重要なのですが、実際の就職活動の場面においては、スキルセットと同じぐらい、カルチャーフィット(企業文化との迎合性)の重要性が求められます。

実際の社会では、それぞれの企業が、それぞれの業種業態・ビジネスモデルに合ったカルチャーを持っています。そのカルチャーに、個人の性格や価値観などが合致していない場合、仮に採用されたとしても、そのギャップに悩まされ、企業としても、また個人としても不幸な結果に終わることが多々あります。

“自分はどんな性格で、どんな企業理念を持つ会社にフィットするだろうか”

こうしたカルチャーフィットの観点を、スキルセットと同じぐらい重要視することが、実際の就職活動では大切だということを、インターンプログラムを通じて伝えるようにしています。

学び、成長した参加者たちの声

最後に、高専インターンシップ参加者の感想をお届けします。

佐藤 至 仙台高等専門学校 名取キャンパス

「学校でもUnityやプログラミングの研究をしているので、基礎はできていると思っていました。でも、このインターンシップに参加して、基本的な部分でもできていない点を自覚することができました。講義を聞いていると、これまで理解があいまいだったところが解消されましたし、後で自分で調べて深掘りするようにしていましたね。基本的には人に頼らず自分で開発してみたいので、まずは自分でゲームを作ってみて、それを先生に見てもらってフィードバックをしてもらうようにしました」

新村 康太 神戸市立工業高等専門学校

「インターンシップに参加した第一印象は、オフィスがキレイ!ということでした(笑)。オフィスって事務机とパソコンが無機質に並んでいるイメージだったので、カラフルでオシャレな雰囲気なことに驚きましたね。ゲーム開発では、デザインパターンや敵を組んだりする処理の方法など、新しく知ることがたくさんありよかったです。私は関西に住んでいるのですが、インターンシップには九州や東海、モンゴルなど様々な地域の人が参加しているので、色々な話を聞けるのも楽しかったですね」

馬越 航 熊本高等専門学校 八代キャンパス

「純粋に楽しかったです。実際にソーシャルゲームを開発運営している企業の、ゲーム開発現場を知ることができてよかったです。ゲーム開発はしたことがなかったのですが、ゲーム開発における考え方や効率的な開発方法など、たくさんの学びがありました。また、“社会人としての心構え”の話は目からうろこでしたね」

北川 温人 豊田工業高等専門学校

「先生が詳しく教えてくれたので、スムーズに開発に取り組めました。自分なりにチャレンジできたので、将来エンジニアになりたいという気持ちも高まりましたね。先生も他の参加者の皆さんも優しい人ばかりで、色々と相談に乗ってもらいました。他の人が見ても分かりやすいコードを書いている人がいて、それがとても参考になりましたね。あとは、オフィスにお菓子を用意してくれていたのがテンションあがりましたし、嬉しかったです(笑)」

園田 優花 久留米工業高等専門学校

「これまで“こういうシステムを作りたい”と考えたことがなかったのですが、ゲーム開発を通じて自分の実現したいことをイメージしながら開発できるようになりました。初対面の参加者の皆さんとコミュニケーションを取るのは最初は緊張しましたが、分からないことはお互いに教えあいながら進められて、絆が深まったと思います。“社会人としての心構え”の話を聞いて、心が大事なことに気づけたのもよかったです」

まとめ

ゲーム開発のスキルを高め、実社会に求められる人物像について理解を深めた参加者たち。今後の飛躍が楽しみです。

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RECRUIT
EDITOR / HIROKI TAKAHASHI

1982年生まれ、金融経済新聞社にて編集記者として記事執筆やラジオNIKKEIでのマーケットアドバイザー業務などを経験。その後、コンサルティングファームにて経験を積んだのちに独立。2023年、レアゾンホールディングスにジョイン。

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1982年生まれ、金融経済新聞社にて編集記者として記事執筆やラジオNIKKEIでのマーケットアドバイザー業務などを経験。その後、コンサルティングファームにて経験を積んだのちに独立。2023年、レアゾンホールディングスにジョイン。

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